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使いこなせればとても便利な排卵検査薬ですが、説明書通りに反応しない人が実は多いみたいです。
反応がイマイチなため、心配になられている方もいらっしゃいます。
説明書通りに排卵検査薬が反応されないパターンは以下の通りです。
ちなみにLHはとても個人差が大きいのでなかなか説明書通りに反応しないのです。
1.陽性反応が2回出る
生理終了してすぐの排卵検査薬で陽性反応に近い反応が出て困っていらしゃったMさんの排卵検査薬の結果を掲載させていただきました。
D10(1回目のうっすら陽性反応)⇒×
D16(2回目の陽性反応)⇒排卵日2日前
D18(排卵検査薬が真っ白の陰性)⇒排卵日
上の写真では、2回のLHピークがありますが、本物のLHのピークは2回目の陽性反応です。
D8(1回目のうっすら陽性反応)⇒×
D14(2回目の陽性反応)⇒排卵日2日前
D16(排卵検査薬が真っ白の陰性)⇒排卵日
今回はD8(生理終了後すぐ)でいきなりうっすら陽性反応が出ています。
でも、D8の反応は本物の陽性ではないと考え、引き続き排卵検査薬を試されました。
そして、D14で2回目のLHピーク(陽性反応)があり、TRYされた結果、無事に妊娠されました!!!!!
もし、D8を本物の陽性反応と判断していたら妊娠の確率は非常に低かったのではないかと思います。
排卵の周期にもよると思いますが、排卵検査薬の陽性反応については、生理が終わってから1週間程経過した時の結果で判断した方がよいと考えられます。
2.薄い線しか出ない
以下のことが考えられます。
※1.から順番に確認してください。
1.生理不順などで排卵日がズレている場合 |
もっと後で排卵が起こっている場合(周期が長い)、陽性反応(説明書通りの線)がもっと後で出ます。 もし、生理不順の方は7日間ではなく、もう少し続けて検査する必要があります。 |
2.LH濃度の基礎値が元々低い場合 |
LH濃度の基礎値が低いので薄い線でしか反応が出ません。 そのこと自体は異常ではないです。 薄い線が出た後、「基礎体温が高温期」になっていれば排卵したと考えられるため、 その薄い線を陽性と考えてタイミングをとればいいとのことです。 もし、薄い線が出ても基礎体温が高温期にならなければ、 一度産婦人科に相談したほうがよさそうです。 |
3.LH濃度の陽性の持続時間が非常に短い場合 |
LH濃度の持続時間が短いので、検査したタイミングがLH濃度上昇途中、下降途中であれば薄い線しか出ません。 そのこと自体は異常ではないです。 この場合も2.と同様に、薄い線が出た後、「基礎体温が高温期」になっていれば排卵したと考えられるため、その薄い線を陽性と考えてタイミングをとればいいとのことです。 もし、薄い線が出ても基礎体温が高温期にならなければ、一度産婦人科に相談したほうがよさそうです。 ちなみに1日2回の検査を行えば、LHサージを見逃さず説明書通りの陽性反応が出るみたいです。 |
3. 1箱すべて陽性反応
この場合、LH濃度の基礎値が元々高いため全て陽性反応が出てしまいます。
このこと自体は異常ではないです。
陽性反応が出続けていても濃い陽性反応が出たら、その陽性反応が本物と考えてTRYを試みるといいです。
ずっと同じ線が続くようでしたら、排卵日の特定は非常に難しくなるので病院に行って排卵日の特定をしてもらった方が早いと思います。
4. 1箱すべて陰性(線が出ない)反応
以下のことが考えられます。
※1.から順番に確認してください。
1.生理不順で排卵日がズレている場合 |
もっと後で排卵が起こっている場合、陽性反応(濃い説明書通りの線)がもっと後で出ます。 もし、生理不順の方は7日間ではなく、もう少し続けて検査する必要があります。 |
2.LH濃度の基礎値がとても低い場合 |
LH濃度の基礎値が低いので反応が出ません。 そのこと自体は異常ではないです。 ただ、この場合は排卵検査薬でタイミングをとるのは難しいので基礎体温でのタイミング、もしくは産婦人科で診てもらうなどして、排卵日の予測をすることになります。 |