精子の数を調節

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妊娠したい人にとって、排卵検査薬を使いこなすことは妊娠の近道になります。

産み分けを忠実に実施するには、どうしても男性側の協力なしには成立しません。
ここでは、精子の数を調節(濃いor薄い)することによる、産み分けの方法を記載します。

男性の禁欲で精子の数が変わる

上記の図のように、通常では睾丸にある精子はX精子Y精子共に同じ割合で貯蔵されています。
しかし、睾丸内で精子がいっぱいになると(禁欲状態)、寿命の短いY精子から優先的に補充されます。
よって、X精子よりY精子の数が多くなります。

「禁欲すれば、Y精子が有利になる」という性質を利用して、以下に男の子の産み分け、女の子の産み分け別にまとめてみました。

禁欲による産み分け

男の子産み分け ・排卵日当日のTRYは「精子が濃い状態
・「濃い精子」を作り出すためには、排卵日5日前~排卵日当日まで禁欲します。

女の子産み分け ・排卵日2日前のTRYは「精子が薄い状態」
・「薄い精子」を作り出すためには、生理終了日~排卵日2日前までに最低2回は精子を出しておきます。
ただし、生理終了日~排卵日まで期間が長い場合(周期が28日以上)は注意が必要です。
周期が長い場合、長さに応じて3回、4回と出して薄い精子を作り出すことになります。

ex)28周期の場合:生理終了日~排卵日2日前まで2回精子を出しておく。
  35周期の場合:生理終了日~排卵日2日前まで4回精子を出しておく。

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